インバウンド有料オプションを契約したお客様のみ、インバウンド分析ウィジェットを利用できます。
以下のインバウンド分析ウィジェットを利用するには、インバウンドPOIを登録する必要があります。
[インバウンド]デイリー居住国別分布
[インバウンド]アワリー居住国別分布
以下のインバウンド分析ウィジェットは、インバウンドPOIを登録しなくても利用可能です。
[インバウンド]エリア密集マップ
※ インバウンド分析ウィジェットはスマート実行モードでもカスタム分析モードでも利用できます。
インバウンドPOIと期間などの条件を設定することで、日別の訪日外国人の増減と居住国別の分布をグラフで確認することができます。期間中の国別ユニークID数ランキングも確認できます。
グラフの縦軸はPOI内で取得したデータの「カウント数」です。通常のLAPでは拡大推計した「推計来訪数」を表示していますが、インバウンド分析ウィジェットでは推計値ではなく実際のカウント数を表示しています。
※ インバウンドPOI登録、または、分析可能期間を更新する7日前までのデータは過少に出る場合があります。
インバウンドPOI
事前に登録したインバウンドPOIから選択できます。インバウンドPOIはインバウンド分析ウィジェットでのみ使用可能です。通常のLAPで使用可能なPOIとは異なりますのでご注意ください。インバウンドPOIは1個まで選択可能です。
分析期間
カレンダーで分析期間(開始日と終了日)を指定します。分析期間は1個まで選択可能です。
曜日
分析期間の中で特定の曜日のみを指定することができます。(人流速報ウィジェットと同様です)
時間帯の指定
スライダーをドラッグして、対象の時間帯を指定できます。(人流速報ウィジェットと同様です)
国別ユニークID数ランキングを表示する
チェックボックスをONにすると、画面の右側に国別ユニークID数ランキングを表示します。初期値はONです。
「カウント数」と「ユニークID数」の違いについて
「カウント数」・・・POI内に長時間滞在すると、その間に位置情報は何回も検出されますが、その場合は1日の中で最初に検出したものだけを「カウント数」としてカウントしています。
「ユニークID数」・・・分析期間内にPOI内で検出したユニークIDの数が「ユニークID数」です。
例えば分析期間が3日間で、その期間内に検出したIDが以下の通りだったとします。
Aさんの端末:2日目に検出
Bさんの端末:2日目と3日目に検出
Cさんの端末:1日目と2日目と3日目に検出
この場合、カウント数は以下のようになります。
1日目のカウント数:1
2日目のカウント数:3
3日目のカウント数:2
一方で、分析期間内のユニークID数は以下のようになります。
分析期間内(3日間)のユニークID数:3 (ユニークIDとしては、Aさん、Bさん、Cさんの3人)
インバウンドPOIと期間などの条件を設定することで、時間帯別の訪日外国人の増減と居住国別の分布をグラフで確認することができます。期間中の国別ユニークID数ランキングも確認できます。
グラフの縦軸はPOI内で取得したデータの「カウント数(期間中の合計)」です。
通常のLAPでは拡大推計した「推計来訪数」を表示していますが、インバウンド分析ウィジェットでは推計値ではなく実際のカウント数を表示しています。
通常のLAPでは「1日当たりの平均値」を表示していますが、インバウンド分析ウィジェットでは「期間中の合計」を表示しています。
※「アワリー居住国別分布」の個別設定(インバウンドPOI選択、分析期間、曜日など)の操作は、「デイリー居住国別分布」の個別設定と同様です。
※ インバウンドPOI登録、または、分析可能期間を更新する7日前までのデータは過少に出る場合があります。
[インバウンド]デイリー居住国別分布 や[インバウンド]アワリー居住国別分布 を利用するには、インバウンドPOIを登録する必要があります。インバウンドPOIの登録フローは通常のPOIの登録フローと同様です。詳細な操作方法は「POI登録のヘルプ」をご確認ください。
以下では基本的なインバウンドPOI登録のフローについて説明します。
まず、画面の右上の丸いユーザーアイコンをクリックして表示されるユーザーメニューから「インバウンドPOI登録」を選択します。
インバウンドPOI登録リストが開きます。
右上の「新規登録」ボタンをクリックします。
インバウンドPOIの新規登録画面が開きます。
通常のPOI登録と同様にマップ上でポリゴンや円を描いてインバウンドPOIとして登録します。
「上記の内容でインバウンドPOIを登録」ボタンをクリックすると、インバウンドPOIポイントを消費して登録を実行します。
インバウンドPOI登録を実行するとインバウンドPOI登録リストに戻ります。
インバウンドPOI登録リストには今追加したインバウンドPOIが追加されています。
インバウンドPOIは通常は3分程度で利用可能になります。
事前にインバウンドPOI登録を行わなくても利用できるウィジェットです。指定したエリア内のGPSデータの密集度をヒートマップで表示します。密集度が高い場所はオレンジ色、密集度が低い場所は緑色、その中間は黄色で表示されます。
このウィジェットは[バードアイ人流]エリア密集マップ をベースとして、データをインバウンドに限定して表示するものです。
基本的な操作方法は以下の通りです。
① マップ上で任意の地点をクリックすると、その点を中心とした半径100m〜5km圏内が対象エリアとしてセットされます。
②「分析を実行する」ボタンをクリックすると、分析実行を開始します。(分析完了には30秒~1分程度かかります)
③ 分析が完了すると、対象エリア内にGPSデータの密集度をヒートマップで表示します。
対象エリアの指定方法として、マップ上で任意の点をクリックするのではなく、POIで指定することもできます。
分析期間は1日〜7日の範囲で設定してください。
ここまでは[バードアイ人流]エリア密集マップ と同様です。[インバウンド]エリア密集マップでは、さらに以下の操作ができます。
④ ヒートマップを表示すると同時に、そのエリア内に含まれている国名を設定パネルに表示します。
⑤ ヒートマップの対象の国を限定することも可能です。国の限定の仕方には以下の2通りがあります。
設定パネルに表示されている国名の右にある「×」をクリックすることで、その国を対象から外すことができます。
東アジアや北米、欧州などの地域単位で対象から外すことができます。
CSVダウンロードの項目について
CSVでは以下の情報をダウンロードできます。
対象エリアに含まれる国名
国ごとのユニークID数
国ごとの総レコード数